南国天草から日本全国へミシンを運んでいる経緯
昭和56年に天草に移り住み、宅配業務と洋服のオーダー・補正・手づくり洋服・小物の販売を始める。宅配の先駆者なので、物流業務にはちと詳しい。
平成に入り、地元を活性化?させようと女子雇用型の縫製工場を始める。
某有名ブランドの婦人服縫製全般アパレルメーカーからのパターンを量産用に修正する技術を現場で独習する
平成8年、アパレルの常識にを覆す、サンプル縫製・企画製造を行う。1日3型~5型の婦人服サンプル縫製は今のパターン作成に大いに役立っている。
平成15年9月アパレルメーカーの生産中国・諸外国シフトに伴い、国内では採算の取れない量産工場を一時撤退。
平成15年11月パソコンを必死で勉強してネットショップ天草の特産品のインターネット受注を始める
平成16年4月 工場の使わないミシンをインターネットで販売を始めたら、縫製工場以外の業者さん、個人さんから問合せが多くミシンが足りなくなったので、隣近所(天草は縫製王国で、縫製工場が100軒以上ある地の利)に声をかけて不用のミシンを集める。中古のミシンをそのまま、ミシンの内部の知識のない個人さまに売ってはいけないと思い、何十社もの縫製工場のミシンを30年以上も見てきているベテランミシン整備士さんに中古のミシンを完璧に整備してお届けするシステムを確立する。ミシン運び屋はアパレル縫製他、過去運送とか引越ををたくさん経験したおかげで、地理的カンとミシンの分解・組立設置ができるし、縫製にも詳しいので、購入者さまに評判が良い。まさに天職って感じ!
時を同じくして、量産裁断、パターン作成用に大量に仕入れていた、パターン用紙・裁断用紙をどうしたものかと考えつつ、自分ひとりでは当然使い切れない。知り合いの工場に引き取っていただくのもめんどくさいし・・・だれもこんな大量の用紙は使わないんじゃないかとしばらくほっといたけど。やっぱりひとりでは使い切れない。それではと、他の格安資材とインターネットに載せたところ、何やら反応があるようす。とうとう在庫もなくなり、ストップしていた仕入を再開するはめになる。工場量産の時と同じように仕入れさせていただいたので、個人の方に安く提供できることが可能となった。
平成19年4月、遠方から問合せのミシン購入者さまのための体験工房を高速道路の近くの八代インター店に開設する。
平成19年7月 やっぱり買い物かごがあった方が、お客さまに親切かな?と考え、SSLシステムの組んであるショップ構築サイトを楽天他いろいろ探したが、予算もないし、無料は広告がはいるからいやだし・・・ということで「おちゃのこネット」の月500円は魅力。アパレル工場でいらなくなった生地とか資材とかサンプルを格安でお分けしますので、ショップの更新を末永く見守ってくださいね!ワンコインで買えるブランド資材がうれしい(^^)
これからの課題は、ミシンが好きなのにパターンが引けなくて、制作を躊躇している手づくり大好きさんのために自分の持ってるアパレルの技術を活かした提供をすること。
格安資材は、徐々に減りつつありますが、知り合いの工場の不用なアパレル資材の処分を引き受けるべきか否か?
アパレル工場チューリップは日本の西の果て天草から九州本土に渡るには1本しかない橋、天門橋を渡って少しだけ天草より都会だけど、やっぱり田舎の竜峰山の根元。国道も266号線沿いから3号線沿いと昇格。でもアパレル縫製工場チューリップは絶えず、岐路に差し掛かっています。
[追記] 日本のアパレルブランド服はほとんど山中とか海べたの漁師村で作られています。九州は時に田舎なので賃金も安いし、デパート・ブランドショップの高級ブランド婦人服の縫製工場が多いです。
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